11)参考書


3/28


僕の仕事が、変則勤務(一応、一定のルールでシフトしているのですが)なもので、メーカーさんとの打ち合わせの日程を決めるにも、なかなか、難儀しました。



天草のMさんが家に来てくれたのが3/16です。


約2週間で、プランが出来るという話でしたが、まだ何も言ってきません。


天草は、木曜日が休みだし、金曜日からは、また、僕が、午後(昼から、夜遅くまでと言うこと。)の勤務になるので、嫁さんと一緒に話を聞くのは、不可能になってしまいます。


夜8時ぐらいになってはいましたが、電話してみることにしました。


天草の人たちは、夜11時ぐらいまで仕事していることも良くあるそうです。

天草ハウジングは、忙しいのかな?



POPPO「あの~、せかすつもりはないのですが、また勤務の予定が…。」

M  「すみません、実は、日曜日ぐらいになるんです。」


と、言うことは4/4ごろと言うことです。


その後となると、さらに10日ぐらい先になってしまいます。



その時、嫁さんが、カレンダーを指さします。


お~、そうだった。4/6は休みをとったのでした。


そう、4/6は長男の入学式なのです。


小学校の入学式なんて、きっと、昼には終わります。


その後、次男を昼寝させて…。


と、言うことで、「天草産業」プラン1は4/6、成城の展示場で見せて貰うことに決定しました。


う~ん、楽しみです。


ところで、「家を建てる!」と一言で言っても、家の建て方もいろいろあるし、「高気密高断熱」と言っても、メーカーによって言うことも違います。


違うところの、何が良くて、何が弱点になるのか、良く分かりません。


やっぱり、ユーザーである僕も、勉強しなくてはいけない、と思ったのです。



そこで、本屋で、建築関係の棚をなめるようにあさります。


でも、ほとんど、書いてある記事に関して、何のことなのか分からない本が多かったりするのです。

ほとんどが、専門書ですからね。


そんな中で、おもしろい本を見つけました。



『間違いだらけの高気密高断熱住宅』足立 博 著(エール出版社)

『良い住宅ダメな住宅ムダな住宅’99年版』 同上



内容としては、建築関係に縁もゆかりもない著者が、自分の家を建てることになって、「住宅」という物に関心を持って自分の足で調べた「良い物は良い、悪い物は悪い!」と言う感想を記した本でした。


『良い住宅…』に至っては、メーカー名指しです!!!


でも、好感が持てるのは決して、それぞれに対して、否定的な部分で終わらないことです。

それぞれのメーカーの「これから…」がちゃんと書かれています。


「メーカーの人も読んでくれるといいな~。」と言う部分も多い本です。


もちろん、僕のように、これから家を作ろうという人にも参考になるし、すでに家を作った人(特に、高気密高断熱の家)も住むに当たって、注意すべきことの参考になると思える本でした。


『良い住宅…』の本の中で、気になる建築方法を発見してしまいました。


実は、ニフティサーブのマイホームと不動産フォーラムのログにもあったのですが、工法など具体的な内容にはあまりふれられてなかったので、見落としていたものです。



「FPの家」


僕は初めてその内容を知ったのですが、簡単に言うと、

基本的には木軸工法で、柱の間に105ミリメートル厚ほどの硬質発砲ウレタンと構造用合板で出来たパネルを打ち込んで造る、という工法です。


断熱性能は、グラスウール200ミリに相当だそうで、ペアガラス入りシャノンウインドの樹脂サッシ、スウェーデン製の木製断熱ドアなどが標準仕様だそうです。



熱損失係数(Q値?)は、家全体の窓の数や、大きさで差は出るのは、当然ですが、換気を計算に入れても1.2Kcal/平米h度(ん~、機種依存文字をさけようとすると、こんな表記になってしまう。)前後、気密性の保証は、2cm/平米、実際に建てられた物は、1以 下だというのです。


始めて、聴いた人には、何のことか、ピンとこないと思いますが、高気密高断熱の家の性能としては、非常に優れた数値が出ると言うことなんです。


僕自身も、なんか、すごい家が建てられる気がします。


とりあえず、「FPの家」の情報収集をすることにしました。